病理ピアレビューのガイダンス文書の合意を受け、このガイダンス文書ができた経緯、OECD文書の分類について、ガイダンス文書の概略と、今後の予定が説明された。まだ変更の可能性があるとのことであったが、記載予定の要求事項
をまとめると、以下のようになる。
ピアレビュー実施の詳細について試験計画書(又は変更書)に明記すること、ピアレビューによって結論が変わった部分については、最終報告書に明記すること、Study Pathologist(以下SP)とPeer-review Pathologist(以下PP)の意見が対立した場合の解決方法をSOPs等に規定しておくこと、ピアレビューの報告は、実施者によってレビューした対象(組織・文書など)と準拠したSOPsを残すこと、ピアレビューの記録及び報告書には、実施過程と意見の再構築が行えるだけの情報を記載すること及び最終報告書には、PPとその所属を明記すること。
今後の予定としては、OECD Advisory DocumentのNO.16として発行される予定ではあるが、早くても2013年秋以降になるとのことだった。 |