機構の3つの柱である医薬品医療機器等の承認審査及び安全対策、健康被害救済について説明がなされた。
機構で取っている3つ柱の体系はセイフティトライアングルと呼んでおり、他国では類をみないシステムであるとの説明があった。
審査関連では、新医薬品上市までの期間を2.5年(開発期間と審査期間をそれぞれ1.5年、1年)短縮(ドラッグ・ラグの解消)を目標とし、人員の増強・育成行っており、平成21年度のドラック・ラグの試算では、申請ラグが1.5年、審査ラグが0.5年で、ドラック・ラグは2.0年となっており、審査ラグは短縮されてきているが、申請ラグのあまり短縮が進んでおらず、そこが課題とのことだった。
最後に、医薬品を待っている患者さんのためにも、的確に早く迅速に承認を行えることが重要で、そのためには皆様の協力が不可欠なため、積極的な参加をお願いしたいとのコメントがあった。 |